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ハワイeSIMはHolaflyとSailyどっち?容量・料金・テザリング比較

ハワイ旅行用のeSIM(スマホに直接ダウンロードして使う電子SIM)を探すと、HolaflyとSailyは必ずと言っていいほど候補に挙がります。ただ、この2社は同じ土俵に乗っていません。無制限を前面に出すHolaflyと、1GB単位から選べるSailyでは、そもそも料金の考え方が違うからです。

この記事では、両社のハワイ向け公式情報をもとに、料金・容量・テザリング・速度制限・サポートを並べて整理しました。旅行日数と通信の使い方から、どちらが自分に向くかを判断できるようにしています。

結論: 動画やSNS投稿が多く、残りGBを気にしたくない人にはHolafly。地図やLINEが中心で、料金と容量を細かく調整したい人にはSaily。家族で1台のスマホからテザリングを多用するなら、両社とも共有の上限条件を先に確認してください。

根拠: Holaflyはハワイ向けにデータ無制限プランを用意し、テザリングは1日1GBまでと明記しています。SailyはUS$3.49の1GBプランから無制限GBまで幅があり、無制限プランには24時間あたり5GBの高速枠が設定されています。どちらも電話番号は付かず、データ通信専用です。

概要: プラン比較、日数別・通信量別の選び方、設定とサポート、他サービスを検討したほうがよい条件、FAQまで確認できます。

※本記事の料金・容量・キャンペーンなどの情報は2026年5月25日時点の公式ページ調査に基づくものです。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

目次

ハワイのeSIMはHolaflyとSailyのどちらを選ぶべきか

料金表を見比べる前に、押さえておきたい違いがひとつあります。Holaflyは「日数」で買う仕組み、Sailyは「容量」で買う仕組みだという点です。ここが噛み合っていないと、金額だけを並べても比較になりません。まずは、自分がどちらの考え方に近いかを確かめてください。

あなたの旅行スタイル向いているのは
毎日SNSに投稿し、動画も見る。残量計算はしたくないHolafly
地図・LINE・検索が中心。動画はホテルのWi-Fiで足りるSaily
ハワイのあとアメリカ本土も回るSaily
家族のスマホやPCに長時間テザリングしたい両社とも上限確認が必要

Holaflyのハワイ用eSIMはデータ無制限で容量計算がいらない

Holaflyのハワイ向けeSIMは、商品ページの主訴求がデータ無制限です。対応エリア内では4G/LTE/5Gで通信でき、接続先のネットワークはAT&Tと書かれています。

Google Maps、Instagram、YouTube、LINE。旅行中に開く回数が多いアプリほど、通信量は積み上がります。Holaflyは、その積み上がりを気にせず使う前提で作られたプランです。ワイキキのビーチから動画を上げても、ホテルでビデオ通話をしても、残りGBの表示に神経を使う必要がありません。

ただし、無制限を「速度制限が一切ない」と読むのは危険です。公式ページには、月90GBを超えるデータ使用が予測された場合、通信会社が一時的に速度を256〜1024KB(公式ページの表記のまま)へ落とす可能性があると書かれています。この水準まで下がると、地図やメッセージは動いても、高画質の動画はきびしくなります。

もっとも、月90GBは1週間の旅行でそう簡単に届く数字ではありません。1〜2週間の滞在で毎日ストリーミングを流し続ける、といった使い方をする人だけが気にすればよい条件です。なお無制限プランでは日ごとのGB残量は表示されず、確認できるのは残り日数だけになります。

Sailyのハワイ用eSIMは1GBから選べて料金を抑えやすい

Sailyのハワイ向けeSIMは、1GBから無制限GBまでプランの幅が広いのが特徴です。調査時点で表示されていた容量別プランは次のとおりです。

データ容量/有効期間表示価格
1GB/7日US$3.49
3GB/30日US$7.99
5GB/30日US$11.99
10GB/30日US$18.99
20GB/30日US$30.99

地図確認、LINE、ホテルの予約メール、レストラン検索。この程度の使い方なら、5ドル前後で足りてしまう計算です。足りなくなってもSailyアプリから追加データを買えるので、最初から余裕を持たせすぎる必要もありません。

Sailyにも無制限プラン(公式表記は「無制限GB」)があります。ただしこちらは、24時間あたり5GBの高速枠を使い切ると、その24時間サイクルの残り時間は1Mbpsまで落ちると利用規約に書かれています。1日5GBは、1080pの動画を2〜3時間見れば届く水準です。「無制限だから何をしても高速」ではない、と考えておくほうが安全です。

家族でシェアするならHolaflyとSailyのテザリング上限が分かれ目

テザリングは、スマホの通信をPCや別のスマホに分ける機能です。家族旅行や仕事を兼ねた滞在では、料金より先にここを見たほうが失敗しません。

Holaflyはハワイ向けページで、テザリングで共有できる量を1日あたり1GBと明記しています。7日間プランなら合計7GB、という計算です。子どものタブレットとPCに同時につなぐと、この枠は1日で使い切ることもあります。

一方のSailyは、商品ページで「テザリング可能、制限や規制はない」としています。数字の上限がないぶん自由に見えますが、利用規約まで読むと話が変わります。無制限プランについては「過度なテザリング」「複数端末・複数ユーザーへの共有」を禁止事項に挙げているためです。何をもって過度とするかの基準は示されていないので、スマホからPCへ一時的につなぐ程度にとどめ、固定回線の代わりに一日中流し続ける使い方は避けたほうが無難です。

家族全員のスマホを1日中ぶら下げたい、PCで終日仕事をしたい。そこまで求めるなら、eSIM単体で押し切らずWi-Fiルーターレンタルを併用したほうが、結果的に落ち着いて使えます。

HolaflyとSailyのハワイ向けeSIM料金・プラン比較表

買い方の違いは、有効期限にも料金表示にも表れます。日数・容量・テザリング・通話の4項目に分けて並べると、どこで差がつくのかが見えてきます。

Holaflyは日数、Sailyは容量|有効期限の考え方の違い

Holaflyのハワイ向けeSIMは、データが無制限である代わりに、選ぶのは利用日数だけです。1日から90日まで用意されているので、日程さえ決まっていれば迷う余地がありません。

Sailyは容量別プランと無制限GBプランの併設です。1GBは7日間、3GB以上の容量別プランは30日間が基本。無制限GBには5日・10日・15日・20日・25日・30日の選択肢が並びます。全プランに30日の有効化期間があり、購入後に有効化しないまま置いておいても、期限が来れば自動的に開始します。

ここで注意したいのが、30日プランの読み方です。5泊7日の旅行で3GB/30日を買っても、有効期間が30日あるだけで、余ったデータが次の旅行に持ち越せるわけではありません。未使用分は有効期間の終了とともに失効します。滞在日数と有効期限が離れすぎているプランは、実質的に割高になることがあります。

ハワイeSIMの料金比較|Holafly無制限とSailyの容量別プラン

Holaflyの日数別価格は次のとおりです。金額は英語版ページのUSD表示で確認しました。日本語版ページはEUR表示になっており、最低価格は€3.79からと出ています。

利用日数Holafly(データ無制限)
3日$11.70
5日$19.50
7日$27.30
10日$36.90
15日$50.90
30日$74.90

対するSailyは、前掲のとおりUS$3.49(1GB/7日)からUS$30.99(20GB/30日)まで。同じ7日間で見ると、Holaflyの$27.30とSailyの$3.49が並びますが、これは無制限と1GBを比べているだけで、比較としては成立していません。

本来ならSailyの無制限GBプランと突き合わせたいところですが、その価格は今回の調査では取得できませんでした。無制限どうしで比べたい場合は、Saily公式サイトで日数ごとの金額を確認してから判断してください。

もうひとつ、通貨表示にも注意が必要です。同じHolaflyでも日本語ページはEUR、英語ページはUSDで、為替や表示地域によって最終的な請求額は変わります。決済画面まで進んで、日本円換算でいくらになるかを確かめてから確定するのが確実です。

テザリング上限はHolaflyが1日1GB、Sailyは規約の禁止事項に注意

商品ページの表記と利用規約の表記がずれているのが、この項目の厄介なところです。両方を並べておきます。

項目HolaflySaily
商品ページの記載1日あたり1GBを共有可能テザリング可、制限や規制なし
共有量の例7日プランで合計7GB数値の明示なし
利用規約上の扱い共有上限の表記あり過度なテザリング・複数端末/複数ユーザーへの共有を禁止
長時間のPC接続1日1GBの枠に注意無制限プランは24時間5GB超で1Mbpsへ

Holaflyは上限が数字で示されているぶん、計算しやすいと言えます。自分が使う分に加えて、共有用に1日1GBを充てられる、と考えれば足りるかどうかの見当がつきます。

逆にSailyは、商品ページだけを見ると自由度が高そうに映ります。ただ実際の線引きは規約側にあり、しかも「過度な」という主観的な言葉で書かれています。数値の上限がないことと、どんな使い方でも許されることは別だと考えておいてください。

HolaflyもSailyも電話番号なし|ハワイでのSMS認証への備え

HolaflyとSailyのハワイ向けeSIMは、どちらもモバイルデータ通信専用です。電話番号は付与されず、通常の電話やSMSの送受信はできません。

とはいえ、LINE、WhatsApp、FaceTime、Facebook Messengerといったインターネット経由の通話・メッセージは問題なく使えます。家族や友人との連絡、ちょっとした仕事の報告であれば、これで足りる場面がほとんどです。

困るのは別のところです。ホテル、航空会社、カード会社、銀行。これらは本人確認にSMS認証を使うことがあり、日本の主回線を完全に止めていると、認証コードが届きません。空港でカード決済がはねられ、確認のSMSも受け取れない、という事態は避けたいところです。

対策はシンプルで、eSIMをデュアルSIM(1台のスマホで2回線を同時に持つ設定)として使い、日本の主回線はSMS受信用に残しておくことです。データ通信だけをオフにしておけば、高額なローミング料金は発生しません。出発前に「旅行中どのサービスがSMS認証を求めるか」を一度書き出しておくと、当日慌てずに済みます。

ハワイ旅行の日数別に見るHolaflyとSailyの選び方

同じ2社でも、日数別に見ると答えが変わります。滞在が短いほどSailyの小容量プランが効き、長くなるほどHolaflyの日数プランが素直に合うためです。3泊5日と2週間では、選ぶべき側が入れ替わることもあります。

3泊5日のハワイ旅行はHolaflyの短期プランとSaily小容量を比較

3泊5日だと、現地での実質滞在は3〜4日ほど。Holaflyには3日$11.70、5日$19.50があり、日程にぴったり合わせやすい構成です。

Sailyなら、1GB/7日のUS$3.49か3GB/30日のUS$7.99あたりが候補になります。必要な容量を見積もるには、Sailyのデータ使用量計算機が参考になります。

  • 標準ナビゲーション:1時間あたり10MB
  • メッセージ/メール:1時間あたり4MB
  • ウェブ閲覧:1時間あたり50MB
  • SNS:1時間あたり150MB
  • HDビデオ通話・動画視聴:1時間あたり1GB前後

1日3時間ナビを使っても30MB。地図と検索が中心なら、4日間で1GBに届かない計算です。3泊5日ならSailyの小容量プランで十分、という結論になりやすいのはこのためです。

ところが、毎日ストーリーズを上げ、移動中はリールを眺め、夜は家族とビデオ通話。この使い方だと1日で1GBを超えることも珍しくありません。短期でも、動画とSNSが多いならHolaflyの無制限が結局は気楽です。

5泊7日のハワイ旅行はHolafly7日プランとSaily5〜10GBが候補

ハワイでもっとも多い日程のひとつが5泊7日です。Holaflyは7日$27.30で、プラン日数と旅程がそのまま揃います。

Sailyで組むなら、5GB/30日のUS$11.99か10GB/30日のUS$18.99が現実的な線です。SailyのFAQでは、メールと地図確認が中心のライトユーザーなら1週間で1〜2GB、動画視聴や写真アップロードが頻繁だと10GB以上必要になる場合もあると説明されています。

判断の分かれ目は、動画をどれだけ見るかです。SNSは覗くけれどストリーミングはほぼしない、という人ならSailyの5GBで余裕があります。ホテルでもNetflixを流したい、毎日投稿したいなら、7日で$27.30を払ってHolaflyの無制限にしたほうが、途中で残量を気にせずに済みます。

ハワイ1〜2週間の長期滞在・ワーケーションで見えるHolaflyとSailyの限界

10日を超える滞在や、PC作業を伴うワーケーションになると、容量計画とテザリング条件を同時に見る必要が出てきます。

Holaflyは10日$36.90、15日$50.90、30日$74.90。最長90日まで選べるので、日数で決めやすい構成は長期でも変わりません。容量は無制限ですが、この長さになると月90GB超のFUP(通信量が一定を超えた利用者の速度を一時的に制限する仕組み)が現実味を帯びてきます。毎日ヘビーにストリーミングを続ける想定なら、頭の片隅に置いておいてください。

Sailyの容量別プランは20GB/30日のUS$30.99が上限で、それ以上は無制限GBプランになります。ただし無制限プランには24時間5GBの高速枠があり、超えた分はその日の残り時間が1Mbpsです。PCでZoom会議を続ける、クラウドストレージへ大量にアップロードする。こうした使い方をすると、この条件がそのまま作業効率に響きます。

結局のところ、長期滞在でPC作業が多い人にとっては、どちらのeSIMも単体では心もとない場面が出てきます。ホテルのWi-Fiやコワーキングスペースと組み合わせる前提で選ぶと、失敗が減ります。

ハワイとアメリカ本土を周遊するならSailyの対応地域が有利

ホノルル滞在のあとロサンゼルスやニューヨークへ、という旅程なら、料金より先に対応地域を確認してください。ここを見誤ると、本土に着いた瞬間につながらない、ということが起こります。

Sailyのハワイ向けページには、ハワイ以外のアメリカ各地域でも使用できると明記されています。1枚のSaily eSIMで200以上の目的地のモバイルデータが使えるとも書かれており、本土併用の旅程でもeSIMを追加せずに済む可能性が高いといえます。

Holaflyのハワイ向けページで明記されているのは、接続先ネットワークがAT&Tであることまでです。本土での利用可否については、ハワイ専用ページだけで判断せず、アメリカ向けプランや対象地域の公式情報を別途確認するほうが安全です。

ハワイでの通信量別に見るHolaflyとSailyの使い分け

同じ5泊7日でも、必要なデータ量は人によって5倍以上変わります。SailyのFAQでも、ライトユーザーは1週間で1〜2GB、動画や写真アップロードが多い人は10GB以上と、幅を持たせて説明しています。日数だけでは決まらない部分です。

地図・LINE中心のライトユーザーはSailyの小容量プランで足りる

地図を開き、LINEで待ち合わせ、レストランを検索し、予約メールを確認する。動画はホテルのWi-Fiで見る。この使い方なら、必要なデータ量はごくわずかです。

Sailyの推定値では、ナビゲーションが1時間10MB、ウェブ閲覧が50MB、メッセージ/メールは4MB。FAQでも、ライトユーザーなら1週間で1〜2GBで済む場合があるとしています。1GB/7日のUS$3.49、あるいは余裕を見て3GB/30日のUS$7.99で収まる計算です。

この層にとって、Holaflyの無制限はオーバースペックになりがちです。安心料として割り切れる金額かどうかで判断が分かれます。

SNS投稿と動画視聴が多いならHolaflyの無制限が噛み合う

Instagramに投稿し、リールを流し見し、YouTubeやTikTokを開く。この習慣を旅行中も続けると、通信量は一気に膨らみます。

SNS利用は1時間あたり150MB。動画は画質で大きく変わり、SailyのFAQによれば標準画質なら1GBで2〜4時間、720pで1時間あたり約1GB、1080pではプラットフォームによって1時間1.5〜3GB使うケースもあるとされています。1日2〜3時間の動画視聴にSNS投稿が加われば、5泊7日で20GBを超えても不思議はありません。

Sailyで対応するなら20GBプランか無制限GB、Holaflyなら日数を選ぶだけです。ただし、どちらを選んでも「常に最速」ではない点は変わりません。Holaflyは月90GB超の予測で速度低下の可能性があり、Sailyの無制限は24時間5GBを超えるとその日は1Mbpsです。1080pを3時間見れば5GBに届くので、Sailyの無制限では毎日ここに当たる可能性があります。この差が、ヘビーユーザーにとってはHolaflyを選ぶ理由になります。

PC作業や複数端末接続はHolaflyの1日1GB共有がネックになる

PCでのリモート会議、クラウドストレージの同期、複数端末を1台のスマホからつなぐ運用。ここでは、データ容量よりテザリング条件のほうが効いてきます。

Holaflyの共有上限は1日1GBです。無制限プランを買っていても、PCに分けられるのはこの範囲まで。HDのビデオ通話は1時間で1GB前後というSailyの目安を当てはめると、オンライン会議が2本入った日にはもう届きません。

Sailyは商品ページ上に数値の上限がないぶん、PC接続そのものはしやすい印象です。ただし規約は、無制限プランについて固定回線代替の継続的ストリーミングや過度なホットスポット共有を禁止しています。24時間5GBの高速枠と合わせて読むと、毎日PCでヘビーに使う用途には向いていません。

毎日終日PCで仕事をする前提なら、eSIM単体での運用は無理があります。現地SIM、Wi-Fiルーターレンタル、コワーキングスペースの利用も並行して検討しておくと安心です。

ハワイ滞在中に足りなくなったときのSailyの追加データとHolaflyの延長

滞在が延びた、思ったより通信量が多かった。この「足りなくなったとき」の動きは、選ぶ前に確認しておく価値があります。

Sailyは、アプリから追加データを購入できます。残量と有効期限もアプリで確認でき、ヘルプセンターにも追加購入の手順が用意されています。動線としてはシンプルです。

Holaflyは、公式の説明が少し読み取りにくくなっています。ハワイページには、Holafly Centerから更新・延長ができ、購入後にインストール済みのeSIMへ新プランが有効化されるとあります。ところが別のFAQでは、従来型のチャージやデータ追加購入はできず、日程が延びる場合は新しいeSIMプランを購入して新しいプロファイルをインストールする必要がある、と説明されています。

この2つは表現が食い違って見えます。Holaflyで延長を前提にするなら、購入前に商品ページの「追加・延長」の記載とマイページの導線を自分の目で確かめておいたほうが確実です。滞在が延びる可能性がある旅行では、この点だけでもSailyのほうが読みやすいといえます。

HolaflyとSailyのハワイeSIM設定手順とサポートの違い

eSIMは、設定さえ通ってしまえば現地でストレスがありません。裏を返すと、つまずくのは申し込み直後と到着直後のどちらかです。しかもこの2か所は、いずれもWi-Fiのある場所で片付けられます。

出発前に済ませるHolafly・SailyのeSIMインストール準備

Holaflyは、出発前にeSIMを設定し、現地到着後にデータローミングをオンにして有効化する流れを推奨しています。設定には安定した通信環境が必要なので、日本の自宅で済ませるのが安全です。QRコードと設定ガイドを印刷して持参することも勧められています。

ただし、インストールのタイミングには例外があります。Holaflyの別のFAQによれば、インストールとアクティベーションは本来別工程で、旅行先でデータローミングを有効にした時点でプランが開始します。ところがiOS 16.4以降では、この2つが同時に行われる可能性があるため、到着当日か前日のインストールが推奨されています。1週間前に入れておくと、使わないまま日数が減っていく恐れがあるということです。

Sailyの初期インストールには、Wi-Fiまたはモバイルデータの接続が必要です。あわせて、端末がeSIM対応であること、キャリアロックが解除済みであること、Sailyアプリを入れておくことが条件になります。SIMロックとは、特定の携帯会社の回線しか使えない制限のことで、解除されていないとeSIMが動かないことがあります。

いずれにせよ、購入と端末側の確認は数日前に、インストールのタイミングは各社の案内に合わせて。この順番なら、空港で焦らずに済みます。

ハワイ到着後にeSIMのデータローミングを設定する手順と主回線の扱い

到着後の操作自体は、どちらも数タップで終わります。注意が必要なのは、eSIM側ではなく日本の主回線のほうです。

Holaflyは、現地に着いたらeSIMのデータローミングをオンにすると案内しています。ここで混乱しやすいのが「ローミング」という言葉です。日本の携帯会社の回線を海外でそのまま使う「海外ローミング」とは別物で、端末の設定画面でHolaflyのeSIMプロファイルに対してローミングを許可する操作を指します。オンにしても、日本のキャリアから高額請求が来るわけではありません。

Sailyも同様に、出発前にeSIMをインストールし、Saily eSIMプロファイル側のデータローミングを有効にしておくよう求めています。そのうえで到着後は、予期しないローミング料金を避けるため、主回線のSIMを無効化してモバイルデータの切替をオフにするよう勧めています。物理SIMを抜く、機内モードを使う、Sailyアプリで使用量を追跡する、といった方法も選択肢に挙がっています。

ただし、主回線を完全に止めてしまうとSMS認証が受け取れません。SMS認証を使う予定があるなら、主回線はデータ通信だけオフにして、通話とSMSは生かしておく設定が落としどころです。

HolaflyのQRコード再発行とSailyアプリでのプラン管理

購入後の流れは、両社で少し性格が違います。

Holaflyは購入後、QRコードまたは手動コードでインストールします。QRコードを紛失しても、24時間年中無休のサポートに連絡すればメールへ再送してもらえるので、メールを消してしまっても復旧できます。

Sailyは、必要なデータ量を選んで購入するとQRコード付きの確認メールが届きます。SailyアプリでそのQRコードを読み取り、画面の指示に沿って設定する流れです。1枚のSaily eSIMで200以上の目的地に対応し、既存のeSIMへプランを追加すれば、行き先ごとに新しいeSIMを設定し直す必要はないとされています。

年に何度も海外へ行くなら、この差は効いてきます。Saily eSIMを1枚持ち続けて、行き先ごとにプランだけ買い足す運用は、設定の手間が回を重ねるほど軽くなります。

ハワイでeSIMが繋がらないときのHolafly・Sailyの問い合わせ先

ダニエル・K・イノウエ国際空港に降り立って、電波が入らない。この瞬間にどう動けるかで、旅行の印象はかなり変わります。

Holaflyはハワイページで、チャットとメールによる24時間365日のサポートを案内しています。公式のトラブルシューティング手順は次のとおりです。

  • 安定したWi-Fi接続を確保する
  • 端末を再起動する
  • ソフトウェアを最新版に更新する
  • カメラではなく設定メニューからインストールする
  • 手動コードを利用する
  • ネットワーク設定をリセットする

Sailyも24時間365日のチャットサポートに対応し、ヘルプセンターからメールでも問い合わせできます。ただし電話サポートはなく、ライブチャットはSailyアプリ経由のみです。接続できないときの確認手順は次の3点です。

  • eSIMがオンになっているか確認する
  • APN設定が入っているか確認する
  • AndroidでAPNが入っていない場合は、Sailyアプリを最大5分開いたままにして自動設定を待つ

APNとは、スマホを通信会社の回線につなぐための設定です。どちらのサポートもチャットが前提なので、つながらない状態では連絡自体ができません。空港のフリーWi-Fiかホテルの回線から問い合わせるのが現実的な手順になります。出発前に問い合わせページをブックマークしておくと、その場で探し回らずに済みます。

HolaflyとSaily以外のハワイeSIM・通信手段を検討したい条件

ここまでの比較は、データ通信さえあれば足りる旅行を前提にしています。次の3つに当てはまる人は、どちらを選んでも噛み合いません。2社の枠外まで広げて考えたほうが早道です。

ハワイ用eSIMで日本語の電話サポートや空港受け取りを重視する場合

HolaflyもSailyも、24時間365日のチャット・メールサポートは用意しています。ただし電話サポートと、空港カウンターでの対面相談はありません。Sailyは電話サポートなしと公式に明記しており、ライブチャットもアプリ経由に限られます。

チャットで英語の画面と向き合うのがきつい、そもそもスマホの設定に不慣れ。そういう場合は、日本企業が運営するeSIMサービス、空港で受け取れるWi-Fiルーターレンタル、通信キャリアの海外定額サービスを検討する価値があります。海外通信に慣れていない両親の分を一緒に手配するようなときは、対面や電話で聞ける窓口があるだけで負担がまったく違います。

ハワイで電話番号付きSIMやSMS受信が必要な場合

HolaflyとSailyのハワイ向けプランは、どちらもデータ通信専用です。現地の電話番号は付かず、通常のSMSも使えません。

ホテルへの電話確認、レストランの予約、配車サービスのドライバーからの着信、カード会社からのSMS認証。現地番号や通常SMSが必要な場面は、思っているより多くあります。こうしたケースでは、電話番号付きのSIM、現地のプリペイドSIM、あるいは日本の主回線の海外利用を組み合わせる必要があります。出発前に「どこでSMS認証や通話が必要になるか」を洗い出してから決めてください。

ハワイ旅行で最安の小容量プランだけを探している場合

1GB/7日でUS$3.49、3GB/30日でUS$7.99。この価格帯を持つSailyは、料金だけを見れば強い候補です。無制限型が主軸のHolaflyは、地図とLINEしか使わない人にとっては割高になります。

ただ、Sailyが最安とも限りません。ハワイ向けの短期・小容量プランは各社が出しているので、他社の小容量・短期プランとも並べて比べたほうが納得できます。そのとき大切なのは、容量・日数・対応地域をそろえてから金額を見ることです。Holaflyの無制限とSailyの1GBを同じ「最安」の土俵に乗せても、判断材料にはなりません。

旅行先と日数が決まっているなら、対応地域・データ容量・テザリング条件・サポートの順に確認して、自分に合うeSIMを比較してみてください。

HolaflyとSailyのハワイeSIMに関するよくある質問

HolaflyとSailyはハワイeSIMでどちらが安いですか?

最低表示価格ではSailyが1GB/7日のUS$3.49から、Holaflyは日本語ページで€3.79からです。ただしHolaflyは無制限型、Sailyは1GBから選ぶ型なので、この数字を並べても比較にはなりません。自分が使いそうな容量を先に見積もり、その容量で必要な金額を出してから比べてください。

ハワイでデータ無制限を使うならHolaflyとSailyのどちらですか?

両社とも無制限プランを持っていますが、速度制限の条件が違います。Holaflyは月90GB超の利用が予測された場合に一時的な速度低下の可能性があり、Sailyの無制限プランは24時間あたり5GBを超えると残り時間が1Mbpsに落ちます。1日に数時間の動画視聴が続く旅行なら、日単位の枠がないHolaflyのほうが引っかかりにくい設計です。

HolaflyとSailyはハワイでテザリングできますか?

Holaflyは1日あたり1GBまで共有できます。Sailyは商品ページ上ではテザリング可・制限なしとされていますが、無制限プランは規約で過度なホットスポット共有と固定回線代替の継続的ストリーミングを禁止しています。家族のスマホを一時的につなぐ程度ならどちらも問題ありませんが、PCで終日テザリングする使い方は条件の確認が必要です。

HolaflyとSailyのハワイeSIMで電話やSMSは使えますか?

どちらもデータ通信専用のため、通常の電話とSMSは使えません。LINE、WhatsApp、FaceTime、Facebook Messengerなどのアプリ通話・メッセージは利用できます。SMS認証を使うサービスがあるなら、日本の主回線をデュアルSIMで残し、データ通信だけオフにしておく方法が現実的です。

ハワイ到着後にHolafly・SailyのeSIMが繋がらないときは?

まず次の4点を確認してください。

  • eSIMがオンになっているか
  • eSIM側のデータローミングが有効になっているか
  • 主回線とeSIMのどちらでデータを使う設定になっているか
  • APN設定が入っているか

これで直らない場合、Holaflyは端末の再起動、ソフトウェア更新、ネットワーク設定リセットを案内しています。Sailyは、Androidでアプリを最大5分開いたままにしてAPNの自動設定を待つ手順です。それでも解決しなければ、空港やホテルのWi-Fiにつないでチャットサポートへ連絡してください。

3泊5日のハワイ旅行でeSIMは何GB必要ですか?

地図・メール・検索が中心なら、3泊5日で1GB前後に収まることも珍しくありません。Sailyの目安では、ナビゲーションが1時間10MB、SNSが1時間150MB、HDビデオ通話が1時間1GB、動画視聴は画質によって1時間1〜3GBです。1日1時間のSNSと30分の動画で計算すると、4日で3〜6GBほど。動画を見る時間が長いほど必要量は跳ね上がるので、自分の1日の使い方を当てはめて見積もってください。

ハワイeSIMをHolaflyかSailyで申し込む前のチェックリスト

どちらを選ぶにしても、購入前に確認しておくと当日つまずかない項目をまとめました。

  • スマホがeSIMに対応しているか(両社の公式サイトに対応機種一覧があります)
  • SIMロックが解除済みか(解除されていないとeSIMが使えないことがあります)
  • 旅行中にSMS認証が必要なサービスを洗い出す(日本の主回線を残すかどうかの判断材料になります)
  • 必要なデータ容量を、地図・SNS・動画の時間から見積もる
  • テザリングをどれだけ使うかを同行者と決めておく
  • インストールのタイミングを各社の案内で確認する(Holaflyは到着当日か前日が推奨)
  • QRコードと設定ガイドをスクリーンショットで保存し、紙にも印刷しておく
  • 両社の返金ポリシーと問い合わせ導線に目を通し、ブックマークしておく

HolaflyとSailyは、どちらもハワイ旅行で使えるeSIMです。分かれ目は、残量を気にせず使いたいか、使う分だけ払いたいか。この一点に尽きます。動画とSNSが多いならHolafly、地図とLINE中心ならSaily。そのうえで、対応地域・容量・テザリング・サポートを順に確認していけば、出発前に迷いは残らないはずです。

出典一覧

  • Holafly「ハワイ eSIM – 無制限データで旅をもっと快適に」(esim.holafly.com/ja/esim-hawaii/)
  • Holafly「eSIM Hawaii | Best eSIM with Unlimited Data Plans」(esim.holafly.com/esim-hawaii/)
  • Holafly「データ使用量の確認方法」FAQ
  • Holafly「HolaflyのeSIMはチャージできますか?」FAQ
  • Holafly「eSIMはいつアクティベートされ、利用日数のカウントダウンが始まる?」FAQ
  • Holafly「eSIMを追加できません」エラーFAQ
  • Holafly「eSIM対応機種一覧」
  • Holafly「返金ポリシー」
  • Saily「ハワイ向けeSIM」(saily.com/ja/esim-united-states/hawaii/)
  • Saily「データ使用量計算機」
  • Saily「eSIM対応機種」
  • Saily「Saily’s consumer terms of service」
  • Saily Help Center「What happens when I run out of data」
  • Saily Help Center「Saily data plan management」
  • Saily Help Center「How to activate my Saily eSIM」
  • Saily Help Center「How to avoid roaming charges」
  • Saily Help Center「How to check if my device is eSIM compatible」
  • Saily Help Center「How to contact Saily customer support」
  • Saily Help Center「eSIMではiMessage/WhatsAppは使えますか?」
  • Saily Help Center「What is Saily’s refund policy?」

調査日:2026年5月25日。料金・容量・キャンペーン・規約条件などは更新される可能性があります。申し込み前に、必ずHolafly公式サイトおよびSaily公式サイトで最新情報をご確認ください。

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