ハワイ旅行用のeSIMを探していると、HolaflyとSailyのどちらを選べばよいか迷う場面が多いはずです。両社ともデータ通信専用ですが、無制限を前面に出すHolaflyと、容量を細かく選べるSailyでは、向く旅行スタイルが変わります。
この記事では、両社のハワイ向け公式情報をもとに、料金・容量・テザリング・速度制限・サポートまで整理しました。旅行日数や通信の使い方に合わせて、どちらが自分に向くか判断できる構成にしています。
結論: 動画やSNS投稿が多く、容量を気にしたくない人にはHolaflyが向きます。地図やLINE中心で、料金や容量を細かく調整したい人にはSailyが合います。家族で1台のスマホからテザリングを多用する場合は、両社とも共有上限や利用規約の条件確認が必要です。
根拠: Holaflyはハワイ向けにデータ無制限プランを提供しています(月90GB超の予測時はFUPあり)。SailyはハワイでUS$3.49からの小容量〜無制限GBプランを揃えています。テザリング条件・電話/SMS不可・返金条件などは両社で差があります。
概要: プラン比較、日数別の選び方、通信量別の選び方、設定とサポート、他サービス検討条件、FAQまで一通り確認できます。
※本記事の料金・容量・キャンペーンなどの情報は2026年5月時点の公式ページ調査に基づくものです。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
HolaflyとSailyのハワイ向け結論
まず、両社の設計思想と向いている読者タイプを整理します。料金表を見る前に「自分はどちらの考え方に近いか」を押さえると、後の比較表が読みやすくなります。
容量を気にせず使いたい人向けのHolafly
Holaflyのハワイ向けeSIMは、商品ページでデータ無制限を主訴求にしているのが特徴です。対応エリア内では4G/LTE/5Gで通信でき、ネットワークはAT&Tと案内されています。
Google Maps、Instagram、YouTube、LINEなど、旅行中に通信量を気にしたくないアプリを多めに使う想定で設計されています。動画視聴、SNS投稿、ビデオ通話を惜しまず使いたい人には、容量切れの不安が少ない構成です。
ただし「完全に速度制限がない」と読むのは避けたいところです。Holaflyの公式ページには、月90GB超のデータ使用が予測された場合、通信会社が一時的に256〜1024KBへ速度を下げる可能性があると明記されています。また、無制限プランでは日ごとのGB残量は表示されず、残り日数を確認する形になります。
動画・SNS・写真アップロードを多めに使う旅行スタイルで、なおかつ「容量計算をしながら使うのは面倒」と感じる人には、Holaflyが候補に入ります。
料金と容量調整を重視する人向けのSaily
Sailyのハワイ向けeSIMは、1GBから無制限GBまでの幅広いプランを用意しているのが特徴です。調査時点では、次のような容量別プランが表示されていました。
- 1GB / 7日:US$3.49
- 3GB / 30日:US$7.99
- 5GB / 30日:US$11.99
- 10GB / 30日:US$18.99
- 20GB / 30日:US$30.99
地図確認、LINE、ホテル予約メール、検索中心の使い方なら、小容量プランで費用を抑えやすい設計です。万一データが足りなくなっても、Sailyアプリから追加データを購入できる仕組みになっています。
無制限GBプランも用意されています。ただし、通常無制限プランは24時間あたり5GBのフルスピード枠を超えると、その24時間サイクルの残りは1Mbpsに低下すると利用規約に記載されています。「無制限=どんな使い方でも常に高速」ではない点は、申し込み前に確認しておくと安心です。
少量利用で料金を抑えたい人、容量を旅行スタイルに合わせて細かく調整したい人にはSailyが向きます。
家族旅行や複数端末利用で確認したいテザリング条件
テザリングはスマホの通信をPCや別端末に分ける機能のことです。家族旅行や仕事を兼ねた旅行では、ここの条件で選び方が変わります。
Holaflyはハワイ向けページで、テザリングによる共有量を「1日あたり1GB」と明記しています。たとえば7日間プランなら、共有できる合計は7GBという計算になります。家族のスマホやPCにも1台のスマホから長時間つなぎたい場合は、この上限に注意が必要です。
Sailyは商品ページでテザリング可能、制限や規制はないと案内しています。一方で利用規約では、無制限プランについて「過度なテザリング」や「複数端末・複数ユーザーへの共有」を禁止事項に含めています。通常のスマホからPCへの一時的な接続程度であれば問題が出にくい一方、固定回線の代わりとして長時間使う使い方は避けたほうが安全です。
家族全員のスマホで1日中シェアしたい場合や、PCで終日仕事をしたい場合は、両社とも上限条件の確認が欠かせません。必要に応じてWi-Fiルーターレンタルも視野に入れたほうが、結果的に落ち着いて使える場面もあります。
ここまでで両社の方向性が見えてきたら、次は具体的な料金やプラン条件を表で確認していきます。
HolaflyとSailyのハワイ向けプラン比較表
料金や容量だけでなく、有効期限・通話/SMSの可否・テザリング上限など、複数の軸で比較すると違いが見えやすくなります。スマホでも見やすいよう、項目を分けて整理しました。
データ容量と有効期限の違い
HolaflyはハワイeSIMでデータ無制限を掲げており、利用期間は1日から90日まで選べると案内されています。短期から長期まで日数だけで決められる構成です。
Sailyは容量別プランと無制限GBプランを併設しています。1GBは7日間、3GB以上の容量別プランは30日間が基本で、無制限GBは5日・10日・15日・20日・25日・30日の選択肢が表示されます。全プランに30日の有効化期間があり、購入後に有効化しないままでも期限になれば自動的に開始される仕組みです。
未使用のデータは有効期間終了後に失効するため、滞在日数と有効期限のずれが大きすぎないプランを選ぶことが大切です。
料金と通貨表示の違い
主要な日数別の表示価格を整理すると次のようになります。日本語ページの表示と英語版ページの価格表は通貨が異なるため、申し込み画面で最終確認することをおすすめします。
| 日数 | Holafly(無制限) | Saily |
|---|---|---|
| 最低表示価格 | €3.79 EURから | US$3.49から |
| 3日 | $11.70 USD | 固定3日プランは未確認 |
| 5日 | $19.50 USD | 無制限GBに5日選択肢あり |
| 7日 | $27.30 USD | 1GB/7日 US$3.49 |
| 10日 | $36.90 USD | 無制限GBに10日選択肢あり |
| 15日 | $50.90 USD | 無制限GBに15日選択肢あり |
| 30日 | $74.90 USD | 容量別30日:US$7.99〜30.99/無制限GBにも30日あり |
HolaflyのUSD価格は英語版ページ、日本語版ページはEUR表示で確認しました。Sailyの容量別プランは日本語ページでもUS$表示でした。為替や表示地域で金額が変わる可能性があるため、申し込み導線で円換算と最終金額を確認しておくと安心です。
単純な「最安比較」だけで決めると、想定する使い方とプランが合わなくなることがあります。容量条件をそろえずに金額だけ並べないよう注意してください。
テザリングとデータ共有上限の違い
テザリング条件は、家族旅行や複数端末利用で大きく差が出る部分です。
| 項目 | Holafly | Saily |
|---|---|---|
| 商品ページの記載 | 1日あたり1GBを共有可能 | テザリング可、制限や規制なし |
| 共有量の例 | 7日プランで合計7GB | 商品ページ上は明示なし |
| 利用規約上の扱い | 共有上限の表記あり | 過度なテザリング・複数端末/複数ユーザーへの共有を禁止 |
| 長時間PC接続向きか | 1日1GB上限に注意 | 通常無制限は24時間5GBで1Mbps化 |
Holaflyは共有量の上限が明確なので、家族で共有する前提なら「自分の通信量+共有用」と計算しておく必要があります。Sailyは商品ページ上はテザリングしやすい印象ですが、無制限プランで固定回線代替のような重い使い方は規約上の制限対象になり得ます。
電話番号・SMS・LINE利用の違い
HolaflyとSailyのハワイ向けeSIMは、いずれもモバイルデータ通信専用です。電話番号は付与されず、通常の電話やSMSの送受信はできません。
ただし、LINE・WhatsApp・FaceTime・Facebook Messengerなど、インターネット経由のアプリ通話・メッセージは利用できます。家族や友人とのやりとり、ビジネスの簡易連絡であれば、これらのアプリで足りるケースが多いです。
気をつけたいのは、ホテル・航空会社・カード会社・銀行などのSMS認証が必要な場面です。日本の主回線を完全に止めてしまうと、SMS認証コードが受け取れない可能性があります。eSIMをデュアルSIMとして使い、日本の回線はSMS受信用に残しておく方法も検討しておくと安心です。
SMS認証が必要なサービスを多く使う旅行であれば、出発前に「どのサービスがSMS認証を求めるか」を一度棚卸ししておくとトラブルを避けられます。
ここまでで全体像と料金条件を確認できたら、次は旅行日数別に具体的な選び方を整理します。
ハワイ旅行の日数別に見るHolaflyとSailyの選び方
「自分の旅行日数だとどちらが向くのか」が一番気になるところです。ここからは3泊5日、5泊7日、1〜2週間といった日数別に、両社の使い方を比較します。
3泊5日の観光中心で選ぶ場合
3泊5日の旅行で、現地滞在が実質3〜4日のケースを想定します。Holaflyは3日 $11.70、5日 $19.50という価格表があり、滞在日数に近い日数を選びやすい構成です。
Sailyは小容量プランが豊富で、地図確認やLINEが中心の使い方なら費用を抑えやすい場面が多いです。短期滞在では、1GB/7日 US$3.49や3GB/30日 US$7.99、5GB/30日 US$11.99あたりが現実的な比較対象になります。
使用量の目安として、Sailyのデータ使用量計算機では次のように推定されています。
- 標準ナビゲーション:1時間あたり10MB
- ウェブ閲覧:1時間あたり50MB
- メッセージ/メール:1時間あたり4MB
- SNS:1時間あたり150MB
- HDビデオ通話:1時間あたり1GB
- 動画視聴:1時間あたり1GB級
地図と検索が中心なら1〜3GBで足りる可能性が高い計算です。一方で、毎日Storiesを上げる、Reelsを多く見る、ビデオ通話で家族と長く話すといった使い方が想定される場合もあります。そのときは3泊5日でも、Holaflyの無制限プランのほうが安心という判断になります。
5泊7日の定番旅行で選ぶ場合
もっとも多いハワイ旅行パターンの一つが5泊7日です。Holaflyには7日 $27.30の価格設定があり、日数とプラン日数がそのまま揃います。
Sailyの場合、5泊7日で動画は控えめという使い方なら、容量別プランで現実的な比較ができます。具体的には、3GB/30日 US$7.99、5GB/30日 US$11.99、10GB/30日 US$18.99あたりが候補です。
SailyのFAQでは、メール・地図確認中心のライトユーザーなら1週間で1〜2GB、と説明されています。一方で動画視聴や写真アップロードを頻繁に行う場合は、10GB以上必要になるケースもあるとされています。
5泊7日でSNSも動画も使いたい、容量を気にせずホテルでもストリーミングしたいというニーズが強い場合は、Holaflyの無制限プランが噛み合います。SNSは多少使うがビデオ通話やストリーミングはほぼしない場合は、Sailyの5GB/10GBプランで余裕を持たせる選び方が現実的です。
1〜2週間の滞在やワーケーションで選ぶ場合
10日以上の長期滞在や、PC作業も伴うワーケーションでは、容量計画とテザリング条件の両方を見る必要があります。
Holaflyは10日 $36.90、15日 $50.90、30日 $74.90という日数別の価格が用意されています。利用期間は1日から90日まで選べるとされており、長期滞在でも日数だけで選びやすい構成です。容量面では無制限ですが、月90GB超の予測でFUPがかかる可能性があるため、毎日のヘビーなストリーミングが続く想定なら、その注記は頭に入れておきたいところです。
Sailyの容量別プランは20GB/30日 US$30.99まで用意されており、無制限GBプランは5日〜30日の選択肢があります。通常無制限プランは24時間あたり5GBのフルスピード枠を超えると、その24時間サイクルの残りは1Mbpsに低下します。PCでZoom会議を続ける、クラウドストレージへ大量にアップロードするといった使い方をするなら、この条件はそのままパフォーマンスに直結します。
長期滞在でPC作業が多い場合は、テザリング上限と速度制限の両方を読み比べたうえで、必要に応じてホテルWi-Fiやコワーキングスペースとの併用も検討すると安全です。
ハワイ以外のアメリカ本土も回る場合
ホノルル滞在後にロサンゼルスやニューヨークなど本土も周遊する旅程では、対応地域のチェックが先決です。
Sailyのハワイ向けページには、ハワイ以外でもアメリカ合衆国の各地域で使用可能と明記されています。1枚のSaily eSIMで200以上の目的地のモバイルデータが使えるとの案内もあり、本土併用の旅程でも追加eSIMが不要な可能性があります。
Holaflyのハワイ向けページではネットワークとしてAT&Tが明記されています。本土での利用については、ハワイ専用ページだけでなく、アメリカ向けプランや対象地域の公式情報を別途確認するのが安全です。
本土も含む長距離の周遊旅行を予定しているなら、対応地域を先に決め、そのうえで料金と容量を見るという順番で選ぶと無駄が出ません。
旅行日数で目星がついたら、次は通信の使い方の重さで微調整します。
ハワイでの通信量別に見るHolaflyとSailyの違い
同じ5泊7日でも、人によって通信量はかなり違います。ここからは「どんな使い方をするか」を基準に、両社の合う・合わないを見ていきます。
地図・LINE・検索中心の少量利用
地図確認、LINE、ホテル予約メール、レストラン検索などが中心で、動画視聴はホテルのWi-Fiで十分という使い方の場合、必要なデータ量はそれほど多くありません。
Sailyのデータ使用量計算機の推定では、標準ナビゲーションは1時間あたり10MB、ウェブ閲覧50MB、メッセージ/メールは4MBほどです。SailyのFAQでも、ライトユーザーなら1週間で1〜2GBで済む場合があると説明されています。
こうした使い方なら、Sailyの1GB/7日 US$3.49や3GB/30日 US$7.99で十分カバーできる可能性が高くなります。Holaflyの無制限プランは安心感がある一方で、少量利用にはオーバースペックになりやすい点は留意しておきたいところです。
SNS投稿や動画視聴が多い中〜大容量利用
Instagram投稿、Reels閲覧、YouTube視聴、TikTok閲覧などが日常的に発生する旅行スタイルでは、通信量が一気に増えます。
Sailyの目安では、SNS利用は1時間あたり150MB、2K/1440pや1080pの動画は1時間あたり1GB級と推定されています。FAQでは、標準画質動画なら1GBで2〜4時間、720pでは1時間あたり約1GB、1080pではプラットフォームにより1時間あたり1.5〜3GB使うケースもあると説明されています。
1日2〜3時間の動画閲覧+SNS投稿が続く想定なら、Sailyでは10GB〜20GBプラン、もしくは無制限GBプランが現実的な候補になります。容量計算が面倒、毎日のように動画を見るのが当たり前という旅行スタイルなら、Holaflyの無制限プランのほうが気楽です。
ただし、Holaflyは月90GB超の利用が予測される場合に速度低下の可能性があります。Sailyの通常無制限は24時間5GBで1Mbps化という条件があります。両社とも「無制限=どんな使い方でも常に最速」ではない前提で読むのが安全です。
PC作業や複数端末接続をする高容量利用
PCでのリモート会議、クラウドストレージ同期、複数端末を1台のスマホからつなぐ使い方は、データ容量だけでなくテザリング条件も影響します。
Holaflyのテザリング共有は1日1GBまでが上限です。PCでZoomを長時間使う、クラウドへの大容量アップロードが頻繁にあるといった使い方では、この共有上限に達しやすくなります。
Sailyは商品ページ上ではテザリング制限なしと案内されているため、PC接続そのものはしやすい印象です。一方で、利用規約は無制限プランについて、固定回線代替の継続的ストリーミングや、過度なホットスポット共有を禁止としています。24時間5GBのフルスピード枠を超えると残り時間は1Mbpsに落ちる条件も合わせて読むと、PC作業のヘビーユースを毎日続ける用途には不向きです。
PCで毎日終日仕事をする前提なら、eSIM単体での運用は心もとない場面が出てきます。現地SIM、Wi-Fiルーターレンタル、コワーキングスペース利用などの選択肢も並行して検討するほうが安心です。
容量不足時の追加購入と延長方法
滞在が延びたり、想定より通信量が多くて容量が足りなくなったときの挙動も、サービス選びでは見落としがちなポイントです。
Sailyはアプリから追加データを購入でき、残量と有効期限もアプリで確認できます。ヘルプセンターにも、データが足りなくなった場合の追加データ購入手順が案内されています。
Holaflyのハワイページでは、Holafly Centerから更新・延長ができ、購入後にインストール済みeSIMへ新プランが有効化されるという説明があります。一方、別のFAQでは従来型のチャージやデータ追加購入はできないと案内されています。旅行日程が延びる場合は、新しいeSIMプランを別途購入し、新しいeSIMプロファイルをインストールする必要があるとされています。
表現が一見ずれているため、Holaflyで延長や追加を検討する際は、購入前に商品ページ上の「追加・延長」セクションとマイページの導線を確認しておくと安心です。Sailyのほうが、アプリ内で追加データを買い増す動作はシンプルにまとまっている印象です。
ここまでで料金・容量・使い方の判断軸が揃いました。続いて、設定とサポートまわりを整理します。
HolaflyとSailyの設定・サポート体制の違い
eSIMは「設定さえ通れば現地でストレスがない」という性質のため、申し込み前後の動きが重要です。出発前の準備、現地到着後のローミング設定、トラブル時のサポートをそれぞれ確認します。
出発前に必要なインストール準備
Holaflyは、旅行出発前にeSIMを設定し、現地到着後にデータローミングをオンにして有効化することを推奨しています。eSIM設定には安定した通信環境が必要なため、自宅や日本の安定回線下で済ませておくのが安全です。QRコードと設定ガイドを印刷して持参することも案内されています。
Holaflyの別FAQでは、インストールとアクティベーションは分かれており、旅行先でデータローミングを有効にした時点でデータプランが開始するとされています。ただし、iOS 16.4以降ではインストールとアクティベーションが同時に行われる可能性があるため、到着当日または前日のインストールが推奨されています。
Sailyは初期インストールに、Wi-Fiまたはモバイルデータの接続が必要です。さらに、端末がeSIM対応かつキャリアロック解除済みであること、Sailyアプリのインストールも求められます。SIMロックとは、特定の携帯会社の回線しか使えない制限のことで、解除されていないとeSIMが使えないケースがあります。
共通して、出発の数日前にはインストールまで済ませておくと、現地で慌てる場面を減らせます。
ハワイ到着後のデータローミング設定
到着後の操作は、両社ともシンプルですが、日本の主回線の扱いに注意が必要です。
Holaflyは、現地到着後にeSIMのデータローミングをオンにすると、現地インターネットに接続されると案内しています。ローミングとは、日本の携帯会社の回線を海外で使う仕組みのことですが、HolaflyのeSIM側でローミングをオンにする操作は、これとは別の社内設定として整理しておきましょう。
Sailyは出発前にeSIMをインストールし、Saily eSIMプロファイルのデータローミングを有効化しておくよう求めています。到着後は、予期しないローミング料金を避けるため、個人の主回線SIMを無効化し、モバイルデータ切替をオフにすることも案内されています。物理SIMを外す、機内モードを使う、モバイルデータ切替をオフにする、Sailyアプリで使用量を追跡する、といった方法も併せて推奨されています。
日本の主回線をどう扱うかで、不要なローミング料金の発生有無が変わります。SMS認証の受信用に主回線は残したい場合は、データ通信だけオフにしてSMSのみ生かす設定が現実的です。
アプリ操作とQRコード設定の違い
HolaflyとSailyでは、購入後のフローが少し異なります。
Holaflyは購入後にQRコードまたは手動コードでインストールできます。QRコードを紛失した場合でも、24時間年中無休のサポートに連絡すればメールへ再送してもらえます。
Sailyは、必要なデータ量を選んで購入後、QRコード付き確認メールを受け取る流れです。その後SailyアプリをダウンロードしてQRコードを読み取り、画面の指示に沿って設定します。1つのSaily eSIMで200以上の目的地のモバイルデータが利用でき、既存のeSIMにプランを取得すれば、目的地ごとに新しいeSIMを設定する必要はないと案内されています。
複数の国を回ることが多い人にとって、Saily eSIMを1枚持ち続けて行き先ごとにプランだけ買い足せる運用は、設定の手間を減らしやすい仕組みです。
接続できないときの問い合わせ先
現地でつながらないトラブルは、サポート品質で印象が大きく変わります。
Holaflyはハワイページで、チャットやメールによる24時間365日のサポートを案内しています。トラブルシューティングでは、次のような手順が公式に案内されています。
- 安定したWi-Fi接続を確保する
- 端末を再起動する
- ソフトウェアを最新版に更新する
- カメラではなく設定メニューからインストールする
- 手動コードを利用する
- ネットワーク設定をリセットする
Sailyは24時間365日のチャットサポートに加え、ヘルプセンターからメールでも問い合わせ可能です。電話サポートはなく、ライブチャットはSailyアプリ経由のみとなっています。接続トラブル時の確認手順は次のとおりです。
- eSIMがオンになっているか確認する
- APN設定が入っているか確認する
- AndroidでAPNが入っていない場合は、Sailyアプリを最大5分開いたままにして自動設定を待つ
APN設定とは、スマホを通信会社の回線につなぐための設定のことです。共通して、ハワイの空港に着いた瞬間に試して、つながらなければホテルのWi-Fiから問い合わせる、という運用が現実的です。出発前にチャットの導線をブックマークしておくと、いざというときに迷いません。
設定とサポートまで確認できたら、最後に「自分には他のサービスが合うかも」というケースも見ておきましょう。
HolaflyとSaily以外を検討したほうがよい条件
HolaflyもSailyも便利なサービスですが、すべての旅行スタイルに合うわけではありません。条件によっては、他のeSIMや別の通信手段を検討したほうが良いケースもあります。
日本語の電話サポートや空港サポートを重視する場合
HolaflyもSailyも、24時間365日のチャット・メールサポートは用意されています。一方で、電話サポートや空港カウンターでの対面相談には対応していません。Sailyは公式に電話サポートなしと明記しており、ライブチャットもアプリ経由のみです。
電話で日本語スタッフに相談したい、空港で対面で受け取りたいというニーズが強い場合もあります。そのときは、日本企業が運営するeSIMサービス、空港受け取り可能なWi-Fiルーターレンタル、通信キャリアの海外定額サービスなどを検討する価値があります。海外通信に慣れていない家族の分を一緒に契約するときも、対面サポートが安心材料になりやすいです。
電話番号付きSIMが必要な場合
HolaflyとSailyのハワイ向けプランは、どちらもデータ通信専用です。電話番号やSMSが必要な使い方には対応していません。
ホテルへの電話確認、レストラン予約の電話、配車サービスやカード会社からのSMS認証など、現地番号や通常SMSが必要な場面もあります。こうしたケースでは、電話番号付きのSIM、現地でのプリペイドSIM、もしくは日本の主回線の海外利用などを検討する必要があります。出発前に「どこにSMS認証が必要か」を棚卸ししたうえで判断するのが安全です。
最安の小容量プランだけを探す場合
Sailyには1GB/7日 US$3.49、3GB/30日 US$7.99のような小容量プランがあるため、料金面では強い候補になります。Holaflyは無制限型が主軸のため、地図とLINEだけで済むような少量利用では、Sailyの小容量プランや、他社の小容量・短期プランと比較したほうが料金面で有利になりやすいです。
「容量無制限の安心感」を取るか、「使う分だけの安さ」を取るかで方向性が変わります。Holaflyの無制限訴求と、Sailyの小容量プランを同じ「最安」で比較しないように注意してください。比較軸をそろえるなら、容量・日数・対応地域をそろえたうえで料金を見ると、納得感のある判断ができます。
旅行先と利用日数が決まっているなら、対応地域・データ容量・テザリング条件・サポートの有無を順番に確認したうえで、自分に合うeSIMを比較してみてください。
HolaflyとSailyのハワイ向けeSIMに関するよくある質問
HolaflyとSailyはハワイでどちらが安いですか?
最低表示価格で見ると、Sailyは1GB/7日 US$3.49から、Holaflyは日本語ページで€3.79 EURからの表示です。ただし、Holaflyは無制限型、Sailyは1GBから無制限GBまでの選択型なので、単純な「最安」比較はあまり意味がありません。容量条件をそろえて比較するか、自分の利用量に必要なプランで比較するのが現実的です。
ハワイでデータ無制限を使うならHolaflyとSailyのどちらですか?
Holaflyは無制限型を主軸にしており、Sailyも無制限GBプランを用意しています。Holaflyは月90GB超の利用が予測された場合に一時的な速度低下の可能性があります。Sailyの通常無制限プランは、24時間あたり5GBのフルスピード枠を超えると残り時間が1Mbpsに低下します。「常に無制限・常に最速」というサービスではない点を踏まえて、想定される1日の通信量と比較すると判断しやすくなります。
HolaflyとSailyはハワイでテザリングできますか?
Holaflyは1日あたり1GBまで共有可能と案内されています。Sailyは商品ページではテザリング可能・制限なしとされていますが、無制限プランは利用規約上、過度なホットスポット共有や固定回線代替の継続的ストリーミングを禁止しています。家族のスマホを一時的につなぐ程度ならどちらも使いやすい一方、PCで終日テザリングといった使い方は条件確認が必要です。
HolaflyとSailyで電話やSMSは使えますか?
どちらもデータ通信専用のため、通常の電話やSMSは利用できません。LINE、WhatsApp、FaceTime、Facebook Messengerなどのアプリ通話・メッセージは利用可能です。SMS認証が必要なサービスを使う場合は、日本の主回線をデュアルSIMで残しておくなど、別の手段を併用しておくと安心です。
ハワイ到着後にeSIMがつながらないときは何を確認すべきですか?
まず確認したいのは、次の4点です。
- eSIMがオンになっているか
- データローミングが有効になっているか
- 主回線とeSIMのうち、どちらでデータを使う設定になっているか
- APN設定が入っているか
Holaflyはトラブル時に端末再起動、ソフトウェア更新、ネットワーク設定リセットなどを案内しています。Sailyはアプリを最大5分開いたままにして、AndroidのAPN自動設定を待つ手順を案内しています。解決しない場合は、Wi-Fi環境からチャットサポートに連絡するのが早道です。
3泊5日のハワイ旅行なら何GB必要ですか?
地図・メール・検索中心のライトな使い方なら、1週間で1〜2GBで足りる場合もあります。一方で動画視聴や写真アップロードが多いと、10GB以上必要になるケースもあります。Sailyの目安では、ナビゲーション1時間10MB、SNS1時間150MB、HDビデオ通話1時間1GB、動画視聴は画質によって1時間1〜3GBほどです。これを自分の旅行中の使い方に当てはめて見積もると、必要な容量の目安が立てやすくなります。
申し込み前に確認したいチェックリスト
最後に、HolaflyとSailyのどちらを選ぶ場合でも、申し込み前に押さえておきたい確認項目をまとめます。
- 自分のスマホがeSIM対応か確認する(iPhone XR/XS以降の多くは対応。Androidは機種により異なる)
- スマホがSIMロック解除済みか確認する(キャリアロックがあるとeSIMが使えないケースがある)
- 旅行中にSMS認証が必要なサービスを棚卸ししておく(日本の主回線をデュアルSIMで残すかどうか判断)
- 必要なデータ容量を、地図・SNS・動画などの使い方から見積もる
- テザリングをどのくらい使うかを家族や同行者と決めておく
- 到着後にデータローミングをオンにする手順を、出発前に試しておく
- QRコードと設定ガイドを画面キャプチャやメモアプリに保存し、印刷もしておく
- 返金条件と問い合わせ導線を、出発前にブックマークしておく
HolaflyとSailyはどちらも、ハワイ旅行で使いやすいeSIMサービスです。動画やSNSを気にせず使いたいならHolafly、料金や容量を細かく調整したいならSailyが基本線になります。自分の旅行スタイルに合わせて、対応地域・容量・テザリング・サポートを順番に確認しながら選んでみてください。
出典一覧
- Holafly「ハワイ eSIM – 無制限データで旅をもっと快適に」(esim.holafly.com/ja/esim-hawaii/)
- Holafly「eSIM Hawaii | Best eSIM with Unlimited Data Plans」(esim.holafly.com/esim-hawaii/)
- Holafly「データ使用量の確認方法」FAQ
- Holafly「HolaflyのeSIMはチャージできますか?」FAQ
- Holafly「eSIMはいつアクティベートされ、利用日数のカウントダウンが始まる?」FAQ
- Holafly「eSIMを追加できません」エラーFAQ
- Holafly「eSIM対応機種一覧」
- Holafly「返金ポリシー」
- Saily「ハワイ向けeSIM」(saily.com/ja/esim-united-states/hawaii/)
- Saily「データ使用量計算機」
- Saily「eSIM対応機種」
- Saily「Saily’s consumer terms of service」
- Saily Help Center「What happens when I run out of data」
- Saily Help Center「Saily data plan management」
- Saily Help Center「How to activate my Saily eSIM」
- Saily Help Center「How to avoid roaming charges」
- Saily Help Center「How to check if my device is eSIM compatible」
- Saily Help Center「How to contact Saily customer support」
- Saily Help Center「eSIMではiMessage/WhatsAppは使えますか?」
- Saily Help Center「What is Saily’s refund policy?」
調査日:2026年5月25日。料金・容量・キャンペーン・規約条件などは更新される可能性があります。申し込み前に、必ずHolafly公式サイトおよびSaily公式サイトで最新情報をご確認ください。