ハワイ旅行のeSIMを調べると、よく出てくるのがAiraloとHolaflyです。海外の会社で名前は似ていても、ハワイで使うときの中身は違います。料金体系、データ容量の考え方、テザリングの上限、電話番号の有無まで含めて見ないと、後から「思っていたのと違う」となりがちです。この記事では2社の違いを比較し、旅行スタイル別に選び方を整理します。
※本記事の料金・容量・対応国などの情報は2026年5月時点のものです。料金は表示通貨・為替・キャンペーンにより変動するため、申し込み前に各社公式サイトで最新情報を確認してください。
AiraloとHolaflyのハワイ向け結論
先に、どちらが誰に向くのかを整理します。Airaloはハワイ専用ではなくUnited States eSIMをハワイ旅行者向けに案内しており、Holaflyはハワイ専用eSIMを用意しているという違いが、選び分けの土台になります。
Airaloが向いている人
Airaloの米国向けeSIMは、1GB/7日、2GB/15日、3GB/30日、5GB/30日、10GB/30日、20GB/30日のように、容量と有効期間がセットになったプランです。データ専用で、データが切れた場合や有効期間が過ぎた場合も、アプリからトップアップや別パッケージの追加購入ができます。
こうした作りから、Airaloは次のような人に向いています。
- 地図、LINE、検索、軽いSNSが中心で、1日あたりの使用量がある程度読める人
- ホテルやカフェのWi-Fiを併用するつもりで、外出時だけ通信したい人
- 料金を抑えたい人。United States eSIMはAiralo公式トップで$4.00〜と表示されています
- 長期滞在で、必要に応じて容量を追加していくスタイルにしたい人
少容量プランが選べるため、地図・検索・LINEなど軽い利用が中心なら候補になります。ただし、1GBで足りるかは旅行日数や動画利用の有無で大きく変わるため、自分の使い方を仮置きしてから比較するのが現実的です。
Holaflyが向いている人
HolaflyのハワイeSIMは、利用日数を選ぶ形のプランで、選んだ期間中はデータ無制限という設計です。Holafly公式FAQ上は1〜90日のプランから選べると案内されており、料金表には代表的な3日、5日、7日、10日、15日、30日のプランが掲載されています。データ専用で電話番号は付かないため、通話やSMSの発着信はできませんが、LINEなどのアプリ通話・メッセージはそのまま使えます。
Holaflyは、次のような人に向いています。
- 動画視聴、ライブ配信、SNS投稿、ビデオ通話など、データ消費が読みにくい人
- 家族や友人と一緒に動き回る予定で、Wi-Fiにこまめに繋ぎ直す余裕がない人
- 残量を気にしながら使うのがストレスな人
- 旅行日数がはっきりしていて、その期間に合うプランを選びたい人
無制限といっても上限が一切ない仕組みではなく、通信事業者側が月間90GBの超過を予測した場合、一時的に256〜1024KB程度へ速度が調整される可能性がある旨が公式ページで説明されています。「完全無制限」とまでは書けない点は、購入前に知っておくと安心です。
迷う場合に優先したい判断基準
2社で迷うときは、料金より先に「使い方」を決めると判断が早くなります。下の表は、判断軸ごとにどちらに寄せやすいかをまとめたものです。
| 判断軸 | Airaloに寄せやすい | Holaflyに寄せやすい |
|---|---|---|
| 料金 | 少容量で安く済ませたい | 料金より容量不安をなくしたい |
| データ量 | 1〜5GBで足りそう | 動画・SNS投稿・ビデオ通話が多い |
| 日数 | 7〜30日の枠で容量を選びたい | 3日/5日/7日など旅行日数で選びたい |
| テザリング | 端末・回線が対応していれば利用可 | 1日1GBまでに収まる範囲で利用 |
| 通話/SMS | 通話/SMS付きプランの有無を要確認 | 付かないことを許容できる |
| サポート | 24時間体制 | 24時間体制 |
初めてeSIMを使う人は、料金よりも「QRコードの保存」「出発前のインストール」「日本SIMのデータローミング設定」など、設定面で迷わないかどうかを優先するのが安全です。両社とも24時間サポートを案内していますが、現地で問い合わせる場面を想像して、自分に向く方を選ぶといいでしょう。
次に取りたい行動:旅行日数と1日の使用イメージを仮置きし、Airaloの容量制プランで足りるか、Holaflyの無制限が必要かを公式サイトで確認してみてください。
AiraloとHolaflyのハワイeSIM比較表
続いて、料金や仕様の差をひと目で見られるよう表に整理します。Airaloは容量課金、Holaflyは日数課金という前提を踏まえて読むのがコツです。
料金とデータ容量の違い
Holafly公式のハワイeSIM日本語ページに掲載されている代表的な料金は、次のとおりです。表示通貨を「日本円」に切り替えた場合の表示価格を基準にしています。為替・キャンペーン・通貨設定で変動するため、購入直前に公式サイトでの最終確認をおすすめします。
| 日数 | データ | 料金(参考) |
|---|---|---|
| 3日 | 無制限 | 1,990円 |
| 5日 | 無制限 | 3,390円 |
| 7日 | 無制限 | 4,790円 |
| 10日 | 無制限 | 5,990円 |
| 15日 | 無制限 | 8,290円 |
| 30日 | 無制限 | 12,090円 |
Airaloは米国向けeSIMが容量と日数のセットで提供されています。公式トップでは$4.00〜と表示されており、容量帯としては1GB/7日から20GB/30日まで用意されています。個別プランの金額は変動が大きいため、本記事では容量帯と有効期間を中心に紹介し、最新価格はAiralo公式の商品ページで確認してください。
| データ | 有効期間 | 主な用途イメージ |
|---|---|---|
| 1GB | 7日 | 地図・LINE・検索中心の短期旅行 |
| 2GB | 15日 | 軽い利用+数日延長したい場合 |
| 3GB | 30日 | 長期で軽く使う場合 |
| 5GB | 30日 | SNS投稿や動画視聴を控えめに挟む場合 |
| 10GB | 30日 | 動画やZoomを定期的に使う場合 |
| 20GB | 30日 | 動画視聴やテザリングが多い場合 |
同じ「7日旅行」でも、Airaloは容量で、Holaflyは日数で料金が決まります。単純な金額比較ではなく「自分の使い方ならどちらが過不足ないか」で比べるのが近道です。
利用日数と追加購入の違い
Airaloの米国eSIMは、容量と有効期間がセットです。Airalo公式の説明では、有効期間は対応ネットワークに接続したタイミングで始まるとされており、データが不足したり期間が切れたりした場合は、アプリからトップアップや別パッケージの購入で延長できます。
HolaflyのハワイeSIMは、公式FAQでは1〜90日のプランを選べると案内されており、料金表に掲載されている代表値は3日から30日です。Holafly Centerからプランの更新や延長が可能で、利用開始は、インストール後に目的地でデータローミングをオンにしたタイミングが目安となります。
「途中で延長する可能性があるか」も判断材料になります。短期で完結する旅ならどちらでも違いは小さいですが、長期滞在や予定変更の可能性がある旅では、追加購入の流れが想像しやすいかどうかを確認しておくと安心です。
テザリングと家族利用の違い
テザリングは、スマホの通信をPCや別端末に分ける機能です。家族と回線を共有したい場合や、ノートPCで仕事をする場合に効いてきます。
Airaloは、端末とネットワークが対応していればテザリング(パーソナルホットスポット)を利用できると案内されています。容量制プランのため、PCや家族端末に共有すると購入した容量を消費するスピードが上がる点に注意してください。
HolaflyのハワイeSIMはデータ無制限ですが、テザリング(データ共有)は1日あたり1GBまでと明記されています。7日プランなら期間の合計で最大7GBが共有上限という説明です。本体側のデータが無制限でも、共有分は無制限ではない点が見落とされがちです。
家族数人が常時テザリングするような使い方では、Holaflyの1日1GBは早めに到達する可能性があります。PCで動画会議をするような用途なら、Airaloの10GB/20GBプランも比較対象に入れておくと選択肢が広がります。
サポートと設定しやすさの違い
初めてeSIMを使う方ほど気になるのが、設定のしやすさとサポートです。両社ともこの点には力を入れています。
AiraloはAiraloアプリまたはWebで購入し、Direct、QRコード、手動の3方式でインストールできます。インストールには安定したWi-Fi接続が必要で、現地到着後はeSIM回線のオン、データローミングのオン、対応ネットワークの選択が基本の流れです。サポートは24時間体制と案内されています。
Holaflyは購入後すぐにQRコードと設定ガイドがメールで届きます。アプリ、メール、QRコード、自動インストールの方式に対応しており、出発前のインストールが推奨されています。QRコードを紛失した場合も、サポートに連絡すれば再送に対応してもらえる旨が説明されています。サポートも24時間体制です。
ハワイ旅行の日数別に見るAiraloとHolaflyの選び分け
同じ「ハワイ旅行」でも、3日と10日では必要な容量も、向くプランも変わってきます。日数別に判断のヒントを整理します。
3〜5日の短期旅行で選ぶ条件
短期旅行は、データ容量がやや読みやすい一方で、現地に着いたらすぐ使いたいという気持ちが強い時期です。空港でレンタカーを借りる方、ワイキキ周辺で動き回る方など、地図・配車・LINEを軸に考える方が多いでしょう。
Airaloは1GB/7日から候補があるため、3〜5日でも対応しやすい構成です。地図、検索、LINE中心の使い方なら、少容量プランで十分なケースもあります。一方、3日1,990円、5日3,390円というHolaflyの参考価格は、無制限という安心と引き換えに、軽量利用の方には少しオーバースペックに感じられる可能性があります。
逆に、3〜5日でも動画投稿やビデオ通話、Zoomなどが入る方は、Holaflyの無制限の方がストレスは少なくなります。短期だからAiralo、と決め打ちせず、行動内容で寄せ方を変えるのが安全です。
6〜7日の定番日程で選ぶ条件
ハワイの定番日程は1週間前後です。この帯はAiraloとHolaflyのどちらも選択肢に入りやすく、迷いが一番大きくなるところです。
Airalo公式ブログでは、データ消費の目安として、TikTok2時間で約1.6GB、Zoom HD45分で約1.1GB、Netflix標準画質1時間で約0.7〜1GB、ビデオ通話30分で約90〜240MB、Google Mapsなどの地図20分で約3〜10MBといった例が紹介されています。地図・検索・LINEだけならかなり少なく済む一方、動画やZoomは一気に消費が進むことが分かります。
そのため、6〜7日の旅でも判断は次のように分かれます。
- 地図と検索、LINE中心 → Airaloの1〜3GBで十分な可能性
- SNS投稿、動画視聴、Zoomを織り交ぜる → Airaloの5〜10GBかHolafly
- 残量を気にせず動画やライブ配信を回したい → Holafly
毎日の利用イメージを30分単位で思い浮かべると、必要容量の感覚がつかみやすくなります。
10日以上の滞在で選ぶ条件
長期滞在では、Wi-Fi併用の有無が大きな分かれ目になります。コンドミニアム滞在で自宅Wi-Fiが使える方と、レンタカーで島内を動き回る方では、必要な通信量が大きく変わってきます。
Airaloは2GB/15日、3GB/30日、5GB/30日、10GB/30日、20GB/30日と、長期向けの容量プランが揃っています。Wi-Fi併用が多い方は、3GBや5GBあたりが落とし所になりやすいでしょう。動画やSNS投稿が多い方は、10GBや20GBも視野に入ってきます。
Holaflyは10日5,990円、15日8,290円、30日12,090円という参考価格で、日数が伸びるほど1日あたりの単価は下がっていきます。無制限を活かしたい方や、ホテル以外でも常に通信を使いたい方には適していますが、月間90GBを超えるような大量利用が予測されると一時的な速度調整の可能性がある点だけは把握しておきましょう。
次に取りたい行動:旅行日数と「Wi-Fi併用の頻度」をセットで考えると、容量プラン中心のAiraloで足りるのか、無制限のHolaflyに寄せるのかが見えやすくなります。
データ使用量で分かれるAiraloとHolaflyの向き不向き
日数と並んで重要なのが、データの使い方そのものです。同じ7日でも、使い方次第で必要な容量はまったく変わります。
地図・LINE・軽いSNS中心の使い方
移動中はGoogle MapsとLINEが中心、ホテルではWi-Fiに繋ぐ、というシンプルな使い方なら、消費するデータ量は小さく抑えられます。Airalo公式ブログでは、地図利用20分で3〜10MB程度という目安が紹介されています。LINEのメッセージや短い通話も、長時間のビデオ通話でない限り、1日あたりで見ても数十MB〜数百MBの範囲に収まりやすい使い方です。
このタイプの旅行者は、Airaloの少容量プランで足りる可能性が高いです。HolaflyのハワイeSIMはデータ専用ですが、LINEの設定を変えずに利用できる旨が公式FAQで案内されており、LINEのアプリ通話・メッセージは問題なく使えます。料金の差より「データ残量を気にしたくない」を優先したい方は、Holaflyを選んでもオーバースペックではありません。
動画投稿・ビデオ通話・仕事利用が多い使い方
Instagramのストーリーやリールに動画を上げたり、家族にビデオ通話で景色を見せたり、出張ついでに仕事のZoomを挟んだりする方は、データ消費が一気に増えます。Airaloの目安では、TikTok2時間で約1.6GB、Zoom HD45分で約1.1GB、Netflix標準画質1時間で約0.7〜1GB、Facebook写真50枚で約125〜250MBとされています。
このタイプの方がAiraloで対応するなら、5GBや10GBプランから検討するのが現実的です。それでもZoomと動画視聴が重なる旅では、足りなくなる可能性があります。残量を気にせず動かしたい方や、ホテルWi-Fiの安定性に不安がある方は、Holaflyの無制限が向いています。ただし、Holaflyにも公平利用ポリシーがあり、月間90GBを超えるような大量利用が予測されると、一時的に速度が落とされる可能性があるとされている点だけは押さえておきましょう。
ホテルやカフェのWi-Fiを併用する場合
ハワイのホテルやカフェにはWi-Fiがあるところも多く、活用すればeSIMの容量を抑えられます。Airaloは容量制なので、ホテルや空港のWi-Fiを併用できる人ほど少ないGB数で過ごせます。データが足りなくなった場合は、アプリ内でトップアップや別パッケージの追加購入が可能です。
Holaflyは無制限のため、Wi-Fi品質に左右されたくない方や、外出先でも変わらない使用感を求める方に向きます。プラン更新はHolafly Centerから可能で、滞在延長があっても柔軟に対応できます。Wi-Fiの届かない時間が1日のうちで短い人ほどAiralo、長い人ほどHolaflyに寄せると違和感の少ない選び方になります。
通話・SMS・テザリングで確認したいハワイeSIMの条件
eSIMでつまずきやすいのが、電話番号、SMS、テザリングという「データ通信の外側」の機能です。ハワイ旅行でも、レストラン予約やレンタカー連絡、SMS認証など、意外と関わってくる場面があります。
現地電話番号が必要になりやすい場面
HolaflyのハワイeSIMは、データ専用で電話番号は付きません。通話やSMSの発着信はできませんが、LINEなどのアプリ通話・メッセージは使えると案内されています。Airaloの米国向けeSIMも、公式ブログ上はデータ専用と説明されています。
音声通話やSMSが必要な方は、データ専用eSIMだけでは足りない可能性があります。Airaloには通話/SMS付きを含むシリーズも紹介されていますが、対象プランの有無や条件はハワイ渡航時点で変わる可能性があるため、申し込み時にAiralo公式の商品ページで確認するのが安全です。
現地電話番号が必要になりやすい場面は、たとえば次のようなものです。
- 人気レストランの予約電話
- 現地ツアー会社からの当日連絡
- レンタカー会社や宿泊先からの確認SMS
- 配車アプリや一部サービスのSMS認証
SMS認証は、海外発行のeSIMでは受け取れないケースもあります。利用予定のサービスごとに、日本の電話番号でも受信できる仕様かどうかを事前に確認しておくと安心です。
テザリングで家族やPCに共有する場合
家族でハワイに行く方や、ノートPCで仕事を挟む方は、テザリングの条件が判断ポイントになります。前述のとおり、Airaloは端末とネットワークが対応していればテザリングが利用できますが、共有した分は購入容量を消費していきます。
HolaflyのハワイeSIMは1日あたり1GBまでデータ共有可能と明記されています。1日1GBという上限は、家族数人がスマホで使う程度なら届きにくい一方、PCで動画会議をしたり、子どものタブレットで動画を流したりするような使い方では届きやすい水準です。
テザリング中心で考えるなら、Holaflyだけに頼らず、Airaloの10GB/20GBプランや、人数分のeSIMを別々に持つ方法も比較対象になります。
日本のSIMを残して使う場合の注意
日本のSIMを通話・SMS用に残し、eSIMをデータ通信用に使う「デュアルSIM運用」は、ハワイ旅行でもよく使われる方法です。Airalo公式ブログでも、ホームネットワークのSIMを通話/SMS用、Airalo eSIMをデータ用に使う構成が想定されています。
注意したいのは、日本のSIMのデータローミングをオフにし忘れると、知らないうちに国際ローミング料金が発生する可能性がある点です。Holafly公式FAQでも、通常SIMの国際ローミングがオンのままだと、通話・SMS・データの追加料金が発生する可能性があると注意喚起されています。出発前に、次のチェックを済ませておくと安心です。
- 日本の主回線のデータローミングをオフにする
- モバイルデータ通信をeSIM側に設定する
- 通話やSMSを日本SIMで残すかどうかを決める
- SMS認証が必要な場合、日本SIM側で受信できる状態にしておく
ハワイ専用プランとアメリカ向けプランの選び間違い
意外と多いのが、「アメリカ向け」と「ハワイ向け」を混同してしまうケースです。両社で扱い方が違うため、ここを押さえておくと購入時の迷いが減ります。
Holaflyでハワイ専用eSIMを選ぶ理由
Holafly公式のアメリカeSIM FAQには、アメリカeSIMは米国本土向けで、ハワイでは通信が不安定になる可能性があり、ハワイ旅行の場合はハワイeSIMの購入が推奨される旨が記載されています。つまり、Holaflyでハワイに行くなら、「アメリカeSIM」ではなく「ハワイeSIM」を選ぶのが基本です。
料金や条件を比較するときも、Holafly側はハワイeSIMを軸に見るのが正解で、アメリカeSIMの料金と比べてしまうとプランの設計意図がずれてしまいます。
Airaloで米国・北米・グローバルプランを確認する理由
Airaloは、ハワイ旅行者向けにUnited States eSIMを案内しています。米国内で使う前提なら、まずはこのUnited States eSIMが基本です。ハワイの前後で米国本土、カナダ、メキシコにも立ち寄る予定がある場合は、対象地域の広いNorth America eSIMやGlobal eSIMも候補に入ります。Airalo公式の北米eSIMの説明では、North America eSIMが米国、カナダ、メキシコを対象としていることが紹介されています。
選び方の目安は次のとおりです。
- 日本→ハワイ往復のみ:United States eSIM
- 米国本土とハワイをまたぐ:United States eSIMでまず確認
- カナダやメキシコも経由:North America eSIMも検討
- 複数大陸を周遊:Global eSIMも検討
オアフ島以外や乗継地がある場合の確認点
ハワイといってもオアフ島だけとは限りません。マウイ島、ハワイ島、カウアイ島では、地域によって電波の入りが弱い場所もあります。HolaflyのハワイeSIMは現地の3G/4G/5Gネットワークに接続するとされていますが、一部エリアで速度が遅くなる可能性がある点は説明があります。Airaloの米国eSIMも、対応ネットワークに接続したタイミングで有効期間が始まるタイプとして案内されています。
離島中心の旅程や、山間部・郊外を走る予定がある方は、滞在予定の島・エリアの電波状況、レンタカー移動の頻度、宿泊先のWi-Fi品質、空港到着直後の通信ニーズを購入前にイメージしておくと安心です。
AiraloとHolaflyを申し込む前の確認項目
最後に、購入前に押さえておきたい実務的な確認項目をまとめます。ここを抜かしてしまうと、設定段階で詰まりやすくなります。
eSIM対応端末とSIMロックの確認
eSIMはスマホに内蔵されたデジタルSIMのことで、物理SIMカードを差し替える必要がありません。Airalo公式ブログでは、eSIM利用にはキャリアロックが解除済みでeSIM対応の端末が必要であるとされています。2018年以降のスマートフォンの多くが対応していますが、機種によって差があるため、購入前の確認は欠かせません。
Holaflyも、購入前に「スマホがeSIM対応か」「SIMロックが解除されているか」「購入予定のeSIMに対応しているか」の3点の確認を案内しています。iPhoneでは「設定→一般→情報→キャリアロック」で確認でき、「SIM制限なし」と表示されていればSIMロック解除済みです。Androidの場合は、モバイルネットワークのキャリア選択画面で複数キャリアが見えるかなどから判断する方法が紹介されています。なお、HolaflyはスマートウォッチやノートPCには非対応です。
出発前設定と現地到着後の有効化
どちらのサービスも、現地に着いてから慌てるより、出発前に下準備を済ませるのが基本です。手順をざっくり並べると、次のような流れになります。
- eSIMを購入する
- QRコードまたは設定情報を保存する
- 安定したWi-Fi下でプロファイルをインストールする
- 機内モードや回線の扱いを確認したうえで出発する
- 現地到着後、eSIM回線をオンにし、データローミングをオンに切り替える
- 日本SIMのデータローミングはオフのままにする
Airalo公式ブログでは、米国eSIMは米国内の対応ネットワークに接続したタイミングで有効期間が始まるタイプとして説明されています。Holaflyも購入後すぐにQRコードや設定ガイドがメールで届き、出発前のインストールが推奨されています。QRコードを紛失した場合も、メールやチャットでサポートに連絡すれば再送に対応してもらえる旨が説明されています。
速度制限や公平利用ポリシーの確認
Airaloの米国eSIMは容量制のため、購入した容量を使い切ったら、その時点でアプリからトップアップするか、別パッケージを追加購入する流れになります。「完全に止まる」というより、「データ容量分しか使えないので、足りなくなったら追加する」というイメージです。
HolaflyのハワイeSIMはデータ無制限ですが、公平利用ポリシー(FUP)があります。通信事業者が月間90GBの超過を予測した場合、公式ページでは一時的に「256〜1024KB」程度へ速度調整される可能性がある旨が案内されており、通常は24時間以内に解除されると説明されています。「無制限だから何をやっても同じ速度」と思い込まず、長時間の動画ダウンロードや大容量アップロードが続く使い方では、速度調整の可能性を頭に入れておくとトラブルになりにくいです。
返金条件とサポート窓口の確認
万が一、eSIMが使えなかった場合の返金条件もチェックしておきたいポイントです。Holaflyの返金ポリシーでは、購入日から6か月以内であれば返金リクエストが可能とされており、未使用かつ未アクティベートの場合や、端末がSIMロックされていた/互換性がなかった場合は条件付きで全額返金の対象になり得るとされています。接続問題の場合も、旅行終了前にサポートへ連絡し、解決できなかった場合に全額または一部の返金対象になる可能性があるとされ、返金処理は通常5〜10営業日です。
Airalo側も24時間サポートを案内していますが、返金条件の詳細はプランや状況によって異なる可能性があるため、申し込み前にAiralo公式ヘルプや利用規約で次の点を確認しておくと安心です。
- 未使用時の返金可否
- インストール後の返金可否
- 接続不良時の返金条件
- サポートへの連絡期限
- 返金処理にかかる日数
次に取りたい行動:「端末の対応状況」「出発前のQR保存」「日本SIMのローミング設定」の3点を出発1週間前までに済ませておくと、現地での立ち上がりがスムーズになります。
まとめ:ハワイでAiraloとHolaflyを選ぶ最後のヒント
AiraloとHolaflyは、ハワイで使うときの設計思想が違います。Airaloは容量制で柔軟、Holaflyは無制限で安心、と覚えておくと迷いにくくなります。
- 少容量で済ませたい、Wi-Fi併用が多い → Airalo
- 残量を気にせず動画やSNSを使いたい → Holafly
- 家族やPCにテザリングしたい → Airaloは容量消費、Holaflyは1日1GB上限に注意
- 電話番号が必要 → どちらも基本はデータ専用なので、用途を別手段で補う前提で検討
- 米国本土やカナダも経由 → AiraloのNorth America eSIMやGlobal eSIMも候補
料金は変動するため、最終的にはAiraloとHolaflyの公式サイトで、自分の旅行日程と必要容量に合う最新プランを比較するのがおすすめです。出発前にeSIMを購入してQRコードを保存し、Wi-Fi下でプロファイルをインストールしておけば、現地到着後はデータローミングをオンにするだけで通信が始められます。
ハワイeSIMでよくある質問
AiraloとHolaflyはハワイでどっちが安いですか?
使う容量と日数によって変わります。Airalo公式トップではUnited States eSIMが$4.00〜と表示されており、少容量プランを選べばHolaflyの3日1,990円(参考価格)より安くなる可能性があります。一方、無制限を前提にHolaflyの日数プランを選ぶと、容量不足の不安が消えるかわりに料金は上がりやすくなります。比較するときは、為替・容量・日数をそろえたうえで、購入直前に公式サイトで最新価格を確認するのが安全です。
ハワイでデータ無制限を使うならどっちですか?
HolaflyのハワイeSIMが該当します。選んだ期間中はデータ無制限で利用できます。ただし公平利用ポリシーがあり、月間90GBの超過が予測されると一時的に速度が調整される可能性があるとされています。Airaloの米国eSIMは1GBから20GBの容量制プランが中心のため、「無制限を重視する」場面ではHolafly寄りの判断になります。
AiraloとHolaflyはテザリングできますか?
どちらも条件付きで利用できます。Airaloは端末とネットワークが対応していればテザリング可能ですが、共有した分は購入容量を消費します。HolaflyのハワイeSIMは1日あたり1GBまでデータ共有可能と明記されており、7日プランなら合計7GBが共有の目安です。PCで長時間作業する方や、家族で常時シェアしたい方は、上限に注意して選んでください。
ハワイで電話番号やSMSが必要ならどちらが向きますか?
HolaflyのハワイeSIMはデータ専用で、電話番号は付かず通話/SMSの発着信はできません。Airaloの米国eSIMも公式ブログ上はデータ専用とされています。音声通話やSMSが必要な方は、データ専用eSIMだけでは足りない可能性があるため、別途、日本SIMでの国際通話やアプリ通話など補完手段を検討してください。Airaloで通話/SMS付きプランを利用する場合も、ハワイ渡航時点で対象プランが購入できるかをAiralo公式の商品ページで確認するのが安全です。
HolaflyのアメリカeSIMはハワイでも使えますか?
Holafly公式FAQでは、アメリカeSIMは米国本土向けで、ハワイでは通信が不安定になる可能性があるためハワイeSIMの購入が推奨されています。料金が似ていてもハワイで使うならハワイ専用eSIMを選ぶのが基本です。
eSIMは出発前に設定しても大丈夫ですか?
はい、出発前のインストールは推奨される使い方です。Airaloの米国eSIMは、米国内の対応ネットワークに接続したタイミングで有効期間が始まるタイプとして案内されており、事前にプロファイルを入れておいて問題ありません。Holaflyも、安定したインターネット接続下でインストールし、現地到着後にデータローミングをオンにする流れが案内されています。空港でWi-Fiに苦戦する前に、日本国内で準備を済ませておくと安心です。
AiraloとHolaflyはeSIM初心者でも使えますか?
どちらも初心者向けの導入手段が用意されています。Airaloはアプリからの購入とDirect/QR/手動インストールに対応し、24時間サポートが案内されています。Holaflyもアプリ・メール・QRコード・自動インストールに対応し、24時間サポートを提供しています。初めての場合は、端末のeSIM対応とSIMロック解除を確認したうえで、出発前にQRコードと設定ガイドを保存しておくと、現地での迷いが減らせます。
出典一覧
本記事の料金・FUP・テザリング・返金条件・端末対応など変動情報は、以下の公式ページを基に作成しました。各情報は確認日時点のものです。
- Airalo公式:Hawaii Travel Guide(https://www.airalo.com/blog/hawaii-travel-guide-everything-you-need-to-know)/確認日:2026年5月25日
- Airalo公式ブログ:Best USA eSIM For Travel(https://www.airalo.com/blog/best-usa-esim-stay-connected-with-airalo)/確認日:2026年5月25日
- Airalo公式ブログ:Best North America eSIM For Travel(https://www.airalo.com/blog/north-america-esim-stay-connected-with-airalo)/確認日:2026年5月25日
- Airalo公式ブログ:Unlimited eSIM(https://www.airalo.com/blog/unlimited-esim)/確認日:2026年5月25日
- Airalo公式:United States eSIM商品ページ(https://www.airalo.com/)/確認日:2026年5月25日
- Holafly公式:ハワイeSIM(https://esim.holafly.com/ja/esim-hawaii/)/確認日:2026年5月25日
- Holafly公式:アメリカeSIM(ハワイ利用時の案内)(https://esim.holafly.com/ja/esim-usa/)/確認日:2026年5月25日
- Holafly公式:返金ポリシー(https://esim.holafly.com/ja/refund-policy/)/確認日:2026年5月25日
- Holafly公式:eSIM対応機種一覧(https://esim.holafly.com/ja/guides-esim/esim-compatible-phones/)/確認日:2026年5月25日
- Holafly公式:SIMロック解除の確認方法(https://esim.holafly.com/ja/faq/compatibility/simlock-smartphone-use-esim/)/確認日:2026年5月25日